2023.12.16
数学の偉人伝② 数学者:フェルマー
こんにちは スターアップ南武庫之荘校の教室長の島田です。
今回は数学の偉人伝第二弾です。
今回取り上げるのは数学者:フェルマーです。
この方は元は数学者ではないのです。もとはフランスの裁判官として活動しておられた方です。
300年解くことのできなかったフェルマーの最終定理の生みの親でもあります。
フェルマーの経歴は?
フェルマーは、1601年にフランスのボルドー近郊の町で生まれました。
幼い頃から数学に興味を持ち、1630年頃に古代ギリシャの数学者ディオファントスが著した『算術』の注釈本を手に入れて研究を始めました。
この『算術』は、整数に関する問題を扱った古典的な数学書であり、フェルマーはここに記された問題を解くうちに、数論の魅力にのめり込んでいきました。
フェルマーの功績は?
* 数論
フェルマーは、数論の分野で数々の重要な発見をしました。
中でも、フェルマーの定理は、整数の性質に関する最も重要な定理の1つであり、現代数学にも大きな影響を与えている。
フェルマーは、この定理の証明の概要を書き残していたが、その完全な証明は1995年にアラン・ワイルによってようやく成し遂げられました。
* 解析幾何学
フェルマーは、解析幾何学の創始者の1人とされていました。
解析幾何学は、代数幾何学と微積分学を組み合わせた数学の一分野であり、フェルマーは円錐曲線の研究からこの分野の発展に貢献しました。
* 確率論
フェルマーは、パスカルと共同で確率論の基礎を築いた。
確率論は、偶然の出来事の起こりやすさを扱う数学の一分野であり、フェルマーはサイコロやトランプなどのゲームの確率を研究しました。
フェルマーは、生涯で数多くの数学ノートを残したが、その多くは未完成のままでありました。
また、フェルマーは自身の業績を誇示するような性格ではなく、自分の発見を公表することにあまり積極的ではなかったです。
そのため、フェルマーには未発表の業績が数多くあるのではないかと考えられており、その謎は数学者たちの間で今もなお解き明かされていません。
以上が天才・フェルマーの経歴でした。
すごいと思います。そもそも数学者ではないのに現在に至るまで解くことが困難な数学の難問があることが驚きです。(もとは裁判官ですからね・・・)
こう思うと世界は広いなと感じます。
しょーもない感想ですみません。
今後も数学の偉人伝は連載していきますので今後ともよろしくお願いいたします。
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