南北朝と室町幕府
はじめに
こんにちは、みなさん!歴史の授業が苦手な方も、今日は安心してください。
一緒に中学校の歴史の定期テスト対策を進めましょう。
質問があればどんどんどうぞ!
1. 建武の新政と天皇中心の政治
生徒: 塾長先生、建武の新政ってどんな時代ですか?
塾長: いい質問だね。建武の新政は1334年から1336年までの短い時期で、
天皇中心の政治を推進する試みが行われました。
この時の天皇は後醍醐天皇。彼は当時の混乱を収拾しようとしました。
2. 公家と足利尊氏
生徒: その後どうなったんですか?
塾長: その後、建武の新政はうまくいかず、
が力をつけていきます。
尊氏は公家出身で、南北朝時代の混乱を収束させ、室町幕府を開くことになりました。
3. 南北朝時代と北朝・南朝
生徒: 南北朝時代ってどんな時代ですか?
塾長: そうだね。南北朝時代は1336年から1392年までの時期で、
日本は北朝と南朝と呼ばれる二つの朝廷が並立する時代でした。
北朝は京都に、南朝は吉野に存在していました。
4. 守護大名と室町幕府
生徒: そうなんですね。室町幕府ってどんな組織なんですか?
塾長: 室町幕府は足利尊氏によって開かれた武家政権で、
南北朝時代の混乱を収めました。しかし、尊氏の死後、後継者の問題や内紛が発生し、
その後も様々な問題に直面することになります。
5. 足利義満と太政大臣
生徒: 室町幕府の中でも有名な人物はいますか?
塾長: そうだね、足利義満は室町幕府の3代将軍で、
文化・芸術の振興に力を入れました。彼は太政大臣としても知られています。
6. 1392年と南北朝合一
生徒: 南北朝時代が終わるきっかけは何だったんですか?
塾長: そのきっかけは1392年にありました。
足利義満のもとで、南北朝が合一され、南朝の存在が終わりました。
これによって日本は一つの朝廷となりました。
7. 管領と鎌倉府
生徒: でも室町幕府って、鎌倉幕府とどう違うんですか?
塾長: よい質問だね。室町幕府では、将軍の補佐役として管領が存在し、
鎌倉府のような地方の支配拠点が侍所や政所や問注所といった組織によって管理されました。
テスト問題
それでは、南北朝と室町幕府についての理解を確認するためにテスト問題を出してみましょう。
- 南北朝時代はいつからいつまでの時期か。
- 南朝が存在した都はどこか。
- 室町幕府は誰によって開かれたか。
- 室町幕府の3代将軍で、文化・芸術の振興に力を入れた人物は誰か。
- 1392年に行われ、南北朝が合一された出来事は何か。
- 室町幕府の補佐役として存在した役職は何か。
- 室町時代の地方の支配拠点として設置された組織は何か。
テスト問題の解答と解説
- 南北朝時代は1336年から1392年までの時期。
- 南朝が存在した都は吉野。
- 室町幕府は足利尊氏によって開かれた。
- 室町幕府の3代将軍で、文化・芸術の振興に力を入れたのは足利義満。
- 1392年に行われ、南北朝が合一された出来事は南北朝合一。
- 室町幕府の補佐役として存在した役職は管領。
- 室町時代の地方の支配拠点として設置された組織は政所や問注所。