2024.05.31
中学理科 葉の作りとはたらきついて
こんにちは!
STAR UP長居校の松下です!
中学理科の「葉のつくりと働き」についてご紹介させていただきます。
コンテンツ
・葉の断面のつくりについて
葉の断面のつくりを見てみると、いくつかの層に分かれていることがわかります。外側から順に、表皮、葉肉組織、維管束があります。
:表皮
表皮は、葉の表面を覆う細胞の層で、外部からの攻撃や乾燥から葉を保護します。
表皮には、気孔と呼ばれる小さな穴が点在しており、これがガス交換を行うための出入口となります。
:葉肉組織
葉肉組織は、葉の内部に存在する細胞群で、主に光合成を行います。葉肉組織はさらに、柵状組織と海綿状組織に分かれています。
柵状組織: こちらは、葉の上側に位置し、密に詰まった細胞から成り立っています。多くの葉緑体を含み、光合成を効率的に行います。
海綿状組織: こちらは、葉の下側に位置し、細胞間に大きな隙間があるのが特徴です。この隙間により、ガスの移動が容易になります。
:維管束
維管束は、葉の中を走る管状の構造で、木部と師部から成り立っています。
木部は水やミネラルを根から葉へ運び、師部は光合成で作られた有機物を全体に運びます。
・葉の表面のつくりについて
葉の表面のつくりを理解するためには、表皮とその中に存在する気孔に注目することが重要です。
:表皮細胞
表皮細胞は、厚い細胞壁を持ち、外部環境からの保護機能を担います。
また、透明であるため、光が内部の葉肉組織に届きやすくなっています。
:気孔
気孔は、二つの孔辺細胞に囲まれた小さな開口部です。これにより、葉は酸素や二酸化炭素の交換を行います。
また、気孔の開閉は、植物が水分を調整するための重要なメカニズムです。
・蒸散とは
蒸散とは、植物の葉から水分が蒸発する現象を指します。このプロセスは、植物にとって非常に重要です。
温度調節: 蒸散により葉の温度が下がり、植物が過熱するのを防ぎます。
水分移動: 蒸散によって根から吸収された水分が葉へと引き上げられ、維管束を通じて全身に行き渡ります。
栄養運搬: 水とともに、ミネラルなどの栄養素も運ばれます。
蒸散の調整: 植物は、気孔の開閉によって蒸散量を調整します。乾燥状態では気孔を閉じ、水分を保存し、湿潤状態では気孔を開けて蒸散
を促進します。
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