2023.02.22
冠詞について...
こんにちは。STAR UP高槻野田校の山口です。
前回、お話させていただいた大変といわれる冠詞についてお話していこうと思います。
まず、冠詞とは名詞の前に付ける a / an とtheのことを冠詞と言います。
無冠詞である複数形の -s も冠詞と同じ単元で出てきますが、今回は a / an を紹介していきます。
a / an のことを文法用語で不定冠詞と呼びます。
この a / an は数えることができる名詞(可算名詞)に付けることによって、私たちがイメージしている名詞なのだと相手に伝えることができます。
① I have an apple.「私はリンゴを持っている。」
② I have apple.「私はリンゴを持っている。」
ここで、この2つの例文(①と②の例文)の違いが分かりますか?
①には an があるのに対し、②にはありません。私たちは「リンゴ」と言われた際に一つの形をした「リンゴ」を思い浮かべることができます。このように英語圏において a / an を付けることによって一つの形をした「リンゴ」であると相手に伝えることができます。
それに対し②のように a / an がない場合には、イメージできない「リンゴ」のことを指します。具体的にはカットされた「リンゴ」、すりつぶした「リンゴ」、またリンゴジュースのことを指します。
そのため、① I have an apple. は、「私は(1つの)リンゴを持っている。」と相手に伝えることができるのに対し、② I have apple.は、「私は(カットされた)リンゴを持っている。」と相手に伝わります。
ちなみに、cake(ケーキ)や pizza(ピザ)は付けるか付けないかによって全く意味が変わってきます。
① I ate a cake.「私は(ワンホールの)ケーキを食べた。」
② I ate cake.「私は(一切れあるいは形が崩れている)ケーキを食べた。」
このようにケーキやピザに a / an を付けた際には、丸々一つという意味になるので注意してください。「一切れの」と言いたい際には「a piece of」を付ければ大丈夫です。
今回は冠詞(a / an)についてお話させていただきました。
冠詞を付けるか付けないかによって文は同じように見えても意味が変わるため注意が必要です。
人に対しては勿論、付けなければイメージしているものが相手に伝わらないため、かなり変な印象を与えるので気を付けてください。
次回は、今回お話できなかった冠詞 the についてお話していきます。
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