2024.05.14
中学理科 光合成と呼吸
こんにちは!
STAR UP長居校の松下です!
今回は前回少し紹介しましたが、中学理科の「光合成と呼吸」についてご紹介させていただきます
・光合成とは
植物が光エネルギーを利用して二酸化炭素と水から有機物(主にグルコース)を合成する過程のことです。
光合成は、植物がエネルギーを獲得し、成長するための基本的な働きです。この働きは、主に葉緑体という細胞小器官で行われます。
葉緑体にはクロロフィルという色素が含まれており、これが光を吸収する役割を果たします。
・光合成の仕組み
大きく分けて光反応とカルビン回路の二段階に分かれます。
光反応では、クロロフィルが光エネルギーを吸収し、水を分解して酸素と電子、プロトンを生成します。この際、エネルギーはATP(アデ
ノシン三リン酸)とNADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)という化学物質に一時的に蓄えられます。
次に、カルビン回路では、ATPとNADPHのエネルギーを利用して、二酸化炭素からグルコースを合成します。
・呼吸とは
生物が酸素を取り込み、有機物を分解してエネルギーを得る過程を指します。
呼吸は、ミトコンドリアという細胞小器官で行われ、グルコースが酸素と反応して二酸化炭素と水に分解されます。この過程で放出される
エネルギーはATPとして細胞に蓄えられ、生命活動に利用されます。
植物の呼吸も人間や動物と同じく、酸素を消費してエネルギーを得る働きです。昼間、植物は光合成によってエネルギーを生産しつつ、
同時に呼吸も行っています。しかし、夜間には光合成ができないため、呼吸だけでエネルギーを供給します。光合成で生成されたグルコー
スは、呼吸によって分解されてエネルギー源となります。
・光合成と呼吸の違い
光合成と呼吸の違いは、その役割と働きにあります。光合成はエネルギーを蓄える働きであり、主に光を利用して有機物を合成します。
一方、呼吸はエネルギーを放出する働きであり、有機物を分解してエネルギーを得ます。また、光合成は二酸化炭素と水を原料として酸素
を生成するのに対し、呼吸は酸素を消費して二酸化炭素と水を生成します。
光合成と呼吸は、一見すると逆の働きのように見えますが、これらは互いに補完し合う関係にあります。
光合成で生成されたグルコースは、呼吸によって分解され、その過程で放出されるエネルギーは、植物の成長やその他の生命活動に使用さ
れます。また、呼吸で生成される二酸化炭素は、再び光合成の原料として利用されるため、これらの働きは循環しています。
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